老人ホームの基礎知識・老人ホームの選び方

特別養護老人ホームのユニットケア型その3

 

特別養護老人ホーム内で、他の入居者たちと、趣味を楽しむ交流もできますし、基本的には自由なのです。それから、特別養護老人ホームに入居していても、自分のプライベートタイムを満喫できます。全室個室になっており、ショートステイの方にも対応している施設が多いです。

 

 

このように個人を尊重するユニットケア型は、利用者の人権が尊重される老人ホームとなり、そこが最大のメリットですが、その分、デメリットもあります。
デメリットはやはり負担額でしょう。このような施設の経営者でしたら、設備投資や維持費にかかってくる費用は大きくなりますので、利用者の費用も自然と高くなります。入居者、それぞれの生活パターンが違えば、その分、人件費も必要になってきますし、プライベートを重視すれば、個室も完備しなくてはなりません。その分、老人ホーム側は施設費や人件費も抑えることが出来なくなるでしょう。

 

 

また、老人ホームに入ることは、利用者と施設と、直接契約となりますので、ユニットケア型の施設に入りたくても、希望者は費用が払えなければ入居はできません。ということで、ユニットケア型を希望する人が多くいらっしゃっても、現実的に、費用面であきらめなければならないということも多いです。

 

 

ユニットケア型のサービス詳細については、それぞれの特別養護老人ホームによって、多少、異なっています。中には、施設を開放して、サービスや施設のようすを見学出来るところも多いです。興味のある方は、一度、見学してみることも良いでしょう。