老人ホームの基礎知識・老人ホームの選び方

老人ホームの情報続き

 

調査内容は、施設の運営状況や、実際に行われている取り組みについて、などです。また、老人ホームや、事業所などによっては、どのような介護サービスを提供しているのか、それから、サービスの特性、具体的な内容を、調査員が調べます。その際に、事実確認した材料があるか、どうかも公表する情報に含まれています。

 

 

介護サービス事業者や、老人ホームなどの介護施設は、1年に1回、都道府県、または、指定情報公表センターに、このような介護サービス情報の報告を行っています。そして、情報提出を受けた、都道府県や、指定調査機関は、施設の事実確認調査をしてから、基本情報と一緒に公表しています。ほかにも、新たに介護サービスの提供をスタートさせる事業所ができた場合、まずは、基本情報のみが公表されています。

 

 

情報公開されている内容は、事実に基づいての情報であり、老人ホームや、介護サービス事業所などに対して評価をしたり、格付けをしたりすることはありません。公表されている情報は、サービスの種類ごとに、それぞれ、共通の項目があります。そして、定期的に情報が公表されますので、それを利用者がチェックし、比較、検討出来るようにするための情報公表システムなのです。

 

 

ですから、これから介護事業所を選ぼうとしている方や、入居する老人ホームをお探しの方は、情報を見比べて候補を絞ることもできますよね。施設側からの情報だけでなく、調査員が実際に調べている情報も載っているので、介護サービス情報公表システムは、信頼できる内容だと言えるでしょう。