老人ホームの基礎知識・老人ホームの選び方

老人ホームを選ぶその4

 

これから、老人ホームに支払うことになる一時金や、利用料が、その施設において、どのように使われるのか、それも把握しておきたいポイントです。

 

 

また、自分の退職金などを老人ホームの入居のために使う方もいらっしゃるでしょうし、親を入居させるために、子供が支払う場合もあるでしょう。ですから、これくらいまでなら出せるという予算もはっきりさせておいてから、老人ホームを比較検討すると良いですね。

 

 

介護保険が使えないケースでは、費用面はとても大きな負担になってきますので、入居時に支払うお金だけでなく、毎月、どれくらいの費用が必要なのか、明確にしておく必要があります。

 

 

それから、老人ホームの設備も確認しておきましょう。老人ホームによっては、最新の設備を導入している施設もあれば、そうでないところも、もちろんあります。特に入浴設備などは、施設によってだいぶ違います。寝たまま入浴できるような機械を取り入れているところや、車椅子に乗ったまま入浴できるような機械をすでに使っているところもあれば、機械の導入がなく、スタッフが抱きかかえて入浴させているところもあるでしょう。

 

 

利用者の介護の度合いに合わせた設備が整っているか、どうかも確認しなければなりません。例えば、自分の親を入居させたい場合など、身体の状態によっても、求めているサービスや、考え方は人によって違うと思いますので、施設の充実度も、自分が納得できるようなところがあればよいですね。