老人ホームの基礎知識・老人ホームの選び方

介護サービスと認定その1

 

老人介護施設は、みなさんも、よくご存知の「老人ホーム」などと呼ばれている施設ですが、これには、きちんと定義のあるわけではありません。老人介護施設の言葉の通り、高齢者の介護をする施設の総称をこのように呼ぶと思って良いでしょう。また、種類もいろいろな施設がありますが、総称して老人ホームと呼ぶこともあります。

 

 

沢山ある施設の中には、介護保険の給付対象となる施設と、介護保険の対象外になる施設もあります。ですから、介護保険を利用して、家族を老人ホームへ入居させたいと思う方、また、ご本人がそのように希望する場合は、要介護、要支援の認定を受ける必要があります。

 

 

認定を受ければ、認定を受けている人でしか入居できない老人ホームへ入居し、介護保険を適用させて自己負担額を減らすことが可能です。もちろん、要介護や、要支援の認定を受けていない人であっても、入れる施設もあります。また、利用できる介護サービスもありますが、やはり、どうしても負担額が違ってくるでしょう。

 

 

介護保険の給付対象となるサービスや施設について、次に詳しくご紹介したいと思います。まず、老人ホームなどの施設で行われている、サービスや、家に介護スタッフが来てくれて世話をしてくれるような、在宅で行われているサービスの指定や、監督をする立場にあるのは、施設の存在する都道府県です。主に市町村が指定や監督を行っているケースもありますし、その場合、地域密着型サービスと呼ばれています。