老人ホームの基礎知識・老人ホームの選び方

老人ホームと種類その3

 

養護老人ホームは、本人が希望すれば入れるというわけではありません。養護老人ホームにおける費用の負担ですが、所得に応じての徴収となります。費用は、0円から14万円となっていて、本人徴収額が、市町村の負担している、措置費月額まで満たない場合(扶養義務者)、0円から措置費月額となっています。

 

 

そして、老人ホームの種類で、「特別養護老人ホーム」という施設も、みなさんが、良く耳にする施設だと思います。特別養護老人ホームのサービス内容は、基本的に個室、または、4人までの部屋となっています。養護老人ホームと違う点は、24時間体制介護があるというところです。もちろん、日常生活に必要なサービスも提供しています。

 

 

入所の要件は、原則、要介護1以上となっています。また、特別養護老人ホームの場合、その費用負担額は、原則として、介護サービス費用の1割、また、1日あたり食費として、780円を負担します。おわかりのように、他の老人ホームと比べて、本人の費用の負担が、介護サービス費用の1割でよいという小額なことから、とても需要が多い施設です。場所によっては入居待ちになっている施設も多く、希望しても、すぐに入居できないという問題もあります。

 

 

それから、あまり聞きなれない施設だと思いますが、軽費老人ホームという種類もあります。
この軽費老人ホームは、タイプによって、サービス内容や、暮らしぶり、費用がだいぶ違ってきます。まずは、「軽費老人ホームA型」をご紹介しましょう。